霜降り猫、LODYPOPS、それ以染にのライブを中心にイベントの様子をお伝えします。
行けなかった方へも場の雰囲気が伝わればと思います。
Massacre.[焔]FOOLA "SOW" "HARVEST"リリースパーティー〜大阪編〜2023.08.26(sat)@心斎橋HOKAGEOP17:00/ST17:30出演)FOOD)
※バンド名や店名クリックすると公式へとびます。
※イベントのプレイリストです、YouTubeへいきます。余韻に浸ったり今後の予習にどうぞ→https://youtube.com/playlist?list=PLtlOrMTsg7eMNdoHEjO5lSVa5fLYNZE_K&si=UQsSQ4y_I9ERW2cJ
【モアライツ】
17時に仕事終わって駆け足したけど間に合いませんでした。落雷の影響で電車止まってしまいました。申し訳ないです。
観れなかったからCDか何かでもと思ったけど、物販は見当たらず、YouTubeとか貼ろうとして調べたけど、Twitterしかなかったのでまた動向を確認してきます。
モアライツ公式Twitter(アップデートしてないから私はまだTwitterです)→https://twitter.com/morelightsband?s=21&t=xxFP4F2Xdsn9GZqxQ6w40g
楽しみにしてたんですが、カレーも食べそびれました。LODYPOPSのツバサさんにどんなフードでるか聞いて、お腹空かせて火影へ来たんですが。。
めっちゃ美味しいってそのツバサさんも言うてたんで、つぎ、どこかで。。
【それ以染に】
目当ての1つ。
それいぜんに、と読む。
ライブハウスFoot & BeerがまだJUNGLEという名で営業していたころのミナミホイールで観たとき以来かな。
このときのライブは今でも鮮明に覚えているしFoot & Beerへ行くと必ず思い出す。
幾度かメンバーチェンジを経て現在は
ギターボーカル、のざあたかし氏
ベース、けいにょー氏
ドラム、きき氏
のスリーピース。
SE無しでギターの歪みで始まり、「ラグナロク」のイントロが流れてきた。
夢かと思う。
二度と生で聴けるものではないと過去の自分は考えていたし。
汗かいてさっき着たばっかりやけど、もし今帰れ言われても満足して帰れる。
帰らんけど。
音の入れ方とかバランスが絶妙で変態なんですよね。
既存の曲は雰囲気を壊さないように、でも自分の味を出していく、とはベースのけいにょー氏のお話。
3曲目の「外来種」のときのイントロの変態さは、私の隣で観てたLODYPOPSのツバサさんなのかその隣の企画者のおじさんかが「ははは」って笑ってましたし。同感。『時代にレクイエム』収録。
MC
たかし氏「イェイイェイ」「イェイイェイ」
きき氏「それしか言わんやん」
たかし氏「大阪弁わからないからさ」
大阪弁で喋らないといけないかんじですかときき氏が返す。
たかし氏「マクドって言わないと怒られる」
きき氏「MCでマクドっていう文脈絶対ないから」
怒りはせんけど、マ◯クって耳にするとほとんどの大阪人は「うわー!マクドて言えや」って寒イボ出ると思います。判らんけど。字面だけでも出るので伏せた。
ついでに言うと大阪ではケンタッキーはケンタッキー、ミスタードーナツはミスタードーナツと略して、セブンイレブンはセブンとはまあ間違いなく略さない、これも怖い話を聞いたあとみたいな肌になる。イントネーションの起伏無くセブンイレブンと言う。
閑話休題。
火影はー、火影はですねーと自分の一人称が”火影”のように話し始め、きき氏のツッコミでさらに混乱し”それ以染に”なのか”俺”なのかわからんよになってる。
火影は、10数年前にミナミホイールに出演したときに存在を知ったそう。
同じビルの上にある新神楽というライブハウスへその時見に行ったときに、自分らで貼ってないのに”それ以染に”の「シール」が貼ってたから覚えていると言いたかったようです。
とても文字に表せませんが、たかし氏の世界がこんにちはして、客席の笑い声が耐えませんでした。
MC上手なバンドは惹き込まれますね。
「それが東京のやり方さ」と緩急つけつつぐちゃぐちゃに盛り上がるような新曲へいく。
ギターとベースが手元でキュル、キュルって小さく、シンバルもかすかに聞こえるくらいの音量で世界を表現しているときに「ひぃっクシュ!!!」ってやったらめっちゃ怒られるやろなーと違うこと考えてた。
2度目のMC
「イェイイェイイェイ。物販買ええ」
「買ええじゃないでしょ」
「東京から来たからお金がないから同情して買ってください」
「同情は欲しい」「(下の階の物販席で)小さく小さく販売してますので」
「ほんとちっちゃいよボタンみたいに」
夫婦漫才のような喋りを終え
「みなさんに感謝の気持ちを込めまして、地獄行きって曲を演ります」と地獄行きが決定され、地獄の鬼になったけいにょー氏の高笑いも聞きどころです。
setlist-
01.ラグナロク
02.阿修羅
03.外来種
-mc-
04.カルト!
05.ギルの墓
-mc-
06.地獄行き
【霜降り猫】
転換中の曲がB’zやったりhideやったり、中森明菜やったりとストライクゾーンをついてくる。
いつぶりかの霜降り猫。調べてみたら今年は初めてのよう。
インスタライブちょくちょく観てるから長いスパン開いている気はしない。
江頭さんの雪駄が復活しててホッとする。
「夏やからねー」とのこと。
髪の毛少し切ってる「半分くらい切った」言うてはったけど、まだ肩より下に毛先がある。
ショウゴさんはウサギさんのTシャツ。
shoさんはタンクトップから最後に出るバンドFOOLAのTシャツへ着がえる。
演奏の準備は予定より早く終えたようで江頭さんが指を3本立て、shoさんに開始までの時間を伝える。
しこを踏んだりビールを飲んだりと、始まるまでのひとときを過ごす。
-本編-
もういっかみたいなって予定より1分前にライブを始める。
1曲目の途中でベースの音が出ないトラブルに遭遇したけど足元の配線いじってコトナシエル。
shoさん江頭さんとアイコンタクトしてるけど、髪の毛で顔が隠れてても判るってさすが。
「°9」カッコいいとしか言われへん。江頭さんが叫ぶところで拳を上げる。そして今も曲名の読みかた判ってない。
ベース音はどっしりしてるけど霜降り猫にしてはあっさりめかなって思う「JUNK HEAD」の始まりやけど、油断してたらゴリラみたいな猫に殴り飛ばされるように爆発する。はやく音源化して聴いてみたい曲。
赤と青と、それら混じって紫やったりした照明が、「回廊」では真っ赤一色になる。
イントロ?に当たるところで静かにギターのみ会場に歪んでいるときにまた心の中に「ぃいっクシ!!!」ってチョビ髭が出てきた。真剣に聴いてますよ。
ドラムのshoさんの直線上で観てたから、両サイドの鏡に映るshoさんも加えて3人になり、腕が6本のアシュラマン。暃。血の池地獄でドラムを叩いているみたい。アシュラマンは竜巻地獄やけどね。
-mc-
「改めまして霜降り猫です」とショウゴさん。
続いて江頭さんが「ありがとう霜降り猫です」
じゃshoさんはと目線を移すもビールを飲んだりマイペース。
江頭さん「FOOLAはサブスクあるんで、ウチの(物販)をお願いします」で笑いを誘い、「今日やった曲が2曲入ってるので」にショウゴさんを驚かす。
無料のCDを配布しているのでもらっていってほしいとのこと。
「あの……見ての通りガラ悪いんで。人が近寄って来ないんで」の江頭さんの言葉を即座に否定できませんでしたが、本気で良い人たちです。
「謳歌」のアウトロの最後の最後でshoさんが座ってた椅子に立ち、ピースしたり腰を振ったり茶目っ気満開。ね、怖くないでしょ。
-setlist-
01.BORDER
02.°9
03.melancholy
04.JUNK HEAD
05.回廊
-mc-
06.謳歌
最近物販で、ショウゴさん撮影の写真をポストカードにしたものも置いているようです。好きなのでもっと出してほしい。彼のインスタアカウント→https://instagram.com/shimohuri.shogo?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
【strange world's end】
はじめまして。
フロム東京の男性三人組。
ギターボーカル、飯田カヅキ氏
ベース、平マサト氏
ドラム、フルカワリュウイチ氏。
飯田氏の足元の四角い機械がいっぱい。
素人なので全然わかりませんがとにかくすごい。
ライブの準備が彼らも早い。
今まで見てきたバンドたちも8割方は早よ出来るんちゃうんかとも思う。知らんけど。
混沌とした音の霜降り猫の次を任されたので、1曲目はゆったりした曲で開始する。と思ってたけど、クライマックスはみんな死ねば良いと連呼してスピードも早くなって着地する。
3曲やり終え、MC。
「あなたがいるから頑張れる」「最初の3曲テンポ早くてキツいと思ったけどこんなにMCができる」とドラムのフルカワ氏。
「むりしないでー」と、それ以染にのたかし氏が声をかける。
BPMは抑えようと思いますとフルカワ氏が発言するも、次の曲始まったらテンポ早いし全然抑えてないやん。ここで喋りのオチがほしかったと思うのは大阪人やからです。
セットリストはわかりませんでした。
疲労のピークだったので半分頭回ってませんでした。
Spotifyやらサブスクやってるので、またチェックします。
【LODYPOPS】
お目当ての一つ。今年の2月の復活ライブのとき以来になる。
ツバサさんやぴょんさんもライブハウスでたまに会うし、夢にも出てくるから半年空いた気がしない。
復活ライブのときの様子はこちら→https://derspiegelimspiegel.blogspot.com/2023/02/JADEBOX.html
ベースボーカルのぴょんさんのステージ衣装が変わってる。
「Type B」だそうです、かなりのレア具合で観れたのは貴重やったみたいです。
ツバサさんはおかっぱ頭じゃなかった。夢に出てきた時はおかっぱ頭やったことを伝えると絶対似合わんと言っていたが見てみたい。
テキパキと暗いなか、足元の機械の線を繋げてる。
靴も2人とも光ってる。
ツバサさん靴新調したのかな。
本日のサポートドラマーはOh No Darkness!!のドラムも叩いてはる、ゆたにさん。近距離パワー型のドラムを叩く。彼、LODYPOPSの恐竜Tシャツ着てて、私も同じTシャツ着てたしツバサさんとぴょんさんを挟んで直線上に対面した格好になってるから、二人の間に磁場が発生してヴァイブレーションが起こっていたと思う。
SEが流れ登場。
ツバサさんの手と表情で弾いているギターソロで始まる。その間じっとみつめるぴょん氏。
見惚れると同時に心の中でチョビ髭のおっさんも顔を出す。
ぴょんさんのベースの左手の動かし方って優雅やなって気づいた。手首の動かし方なのか、肘や腕なのか、なんかよく判らんけど、他では見たことないやと思う。弦を抑えているふりをして実は抑えてなくて、くぐもった遠くの花火の音のように腹に響く低音を出している。
ステージのカーペットにタコさんウインナーのような模様を見つけたので少し気持ちがライブから脱線。
秘密基地から発信するようなツバサさんのMC。
謝辞から「最初から音がデカくてたぎっています」と演奏意外もいっぱい楽しんでいるよう。
「オレンジブルー」では手拍子が発生して拳もあがって盛り上がる。
LODYPOPSだけじゃなく、お客さんも多いのに全体的に優しくて暖かい雰囲気があちこちにあって、こちらもそんな気分になる。身体はめちゃくちゃ疲れてたけど心のタライは柔らかいもので満たされる。たとえ頭に落ちても痛くない。
「polar」「ハートビート」で突っ走る。
「ハートビート」のぴょんさんのコーラス好き。夏の海岸線をドライブしているイメージ。
2度目のMCでFOOLAと5年ほど前に対バンしたこと、物販でSNSに登録したら(ビックリマンシール調の)キラキラシールが貰えることなど伝える。
最近あまり更新はないけど、バンドのインスタグラムは面白いです。日々を形づくる一匙のユーモアみたいなので好きです。
永遠を願う「ever」で締めくくる。
前任ドラムが抜けて、現体制で初めて聴く「ever」。
LODYPOPSと言うたらこの曲がまっ先にかその次くらいに思い出す曲。
この曲演奏してるエマージェンザのときのツバサさんとぴょんさんの表情とか、三国ヶ丘FUZZで観たときやら、2月の復活ライブのときなど思い出して目尻に水滴たまりができそうでした。
setlist-
01.Galaxy of three
02.MURDER
03.ラメラ
04.オレンジブルー
05.polar
06.ハートビート
07.ever
【FOOLA】
トリ。ふーら、と読む。
5年ぶりの大阪らしく、自分の5年前を思い出したりもした。
LODYPOPS終わって、大がかりにドラムの位置を変える。どうやらメンバーは2人のよう。
向かって右側はドラム、中央やや左にギターボーカルの殿方の、男女2人組。
試しに出した音がめっちゃ音デカくてびっくりする。
音が出ないトラブルで始まるのが少し遅れる。
ホンマに二人だけで出してる音なん?ってくらい重厚で最初からクライマックスみたいな感じの「手の鳴る方へ」というミドルテンポな曲。
一転してアップテンポ。
「スタートレイル」という曲。スタートレイル、スターとレイル、スタートとレイル、スターとトレイル、いろんな意味で捉えられるよねーとセットリストを覗きながら聴き入る。
自分らのレコ発を企画していただいてありがとうございますというのと、サブスクに新曲リリースしているので、それのフライヤーを配ってるので受け取ってくださいというMC。
「さっきゲリラ豪雨降ってたよね」
みんなこの中で音の雨を浴びてたよねというようなニュアンスのことをおっしゃり、「騒雨(そうう)」という曲へ。
私の今の職場の上司は1日1回笑って仕事しようというような人なので、曲の歌詞はどのようなのかはわかりませんが、最後の曲の「笑え」はそうようなことかなとか考えながら聴いてた。
FOOLA配信アルバムへのリンク→http://www.foolafoola.com/wp/archives/5589
-setlist-
01.手の鳴る方へ
02.スタートレイル
-mc-
03.騒雨
04.ZZZ…
-mc-
05.無色透明
06.笑え
en.バニラ
ご覧いただきありがとうございました。
こういうイベントなら毎日行きたい、と思えるような気持ちがあたたかくなるような夜でした。
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