Droopysのデジタルニューシングルのリリースイベント『Wazowski』へ行って参りました。
行けなかった方へもイベントの雰囲気などが伝わればと思います。
DroopysDigital Single Release Three Man Show『Wazowski』2023.08.17(thu)南堀江SOCORE FACTORYOP19:00/ST19:30出演)
※バンド名をクリックするとオフィシャルサイトなどに飛んでいきます。
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【Set Free】
せっとふりー。
はじめましてです。
予習しない派なので予備知識無し。
メンバーは5人男衆。
ギターボーカル時々ボーカルだけ:清田尚吾氏
ギター:土居龍月氏
ベース:東木塲龍矢氏
ドラム:AC/DCのタンクトップを着た三輪昇太郎氏
タンバリン兼ダンス:ワイニー氏
約10分押し。
19時30分を回ったころからメンバーがステージへ上がってチューニング。
19時40分前からスタート、SEは無し。
ゆったりした曲で始まる。爽やか系の横ノリの感じなんかな。
2曲目の「ルイ13世」も、なんとなく激しい曲やと勝手に想像してたが、夏の暑さを小休憩するような曲やった。
(セットリストの紙が丸見えやったので曲目と演奏を照らし合わせて観ていた)。
上手ギターの人のギターのボディがピカピカ光っててきれいやなーって見惚れる。
ギターやベースの傷や塗装剥がれはカッコいいと思うけど、ライブ始まって間もないときに手垢がベタベタついているのは個人的にすごい気になります。でもそれは仕方ないんかな、楽器はできひんからよくわからん。
閑話休題。
清田さんの声はいろんな色がする。柔らかい感じがしたり芯の通った調子であったりとつい惹き込まれる。
小休憩のようなMC、
アルペジオで清田さんの
「京都のバンドです、今日は最後までよろしくお願いします」
なるほど京都なんね、なんとなくバンドの雰囲気になんか納得。
すぐに次の曲のキラキラしてリズムの良い曲へ。
「レスラー」のときは、ワイニー氏がプロレスラーの覆面を被って腹筋やスクワットなどのパフォーマンスを行っていた。曲が「レスラー」やからな。もし間違えて、ひとつ前の曲でマスクを被ったらどうなってたんやろ。曲中にメンバーが突っ込むんかな。
さておき、リズム隊のコーラスがあったり、ベースの音も花京院典明のレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロみたいなベースを奏でていたのでひとり興奮する。
-MC-
MCは清田さんの
ライブをしてるときもそうでないときも緊張しちゃうことがあって、そういうときにお守りみたいな曲があれば良いなと思って作った曲がある、という一文のみで終わり。
シンプルでいいな。曲で自分らを表現するバンドなんやなと認識した。
そのお守りのような「blue」という曲へ。みんなで手や身体を左右に揺らしたり、一緒に歌ったりしたくなるような曲。
ライブの終盤でも額に汗を見せず涼しい表情だったので、今日のライブは緊張してるのかしていないのか、元々肝が座っているのかどうやったんやろう。
前曲「blue」から世界観を切らずに「エマ」へ繋がっていったのが鳥肌が立った。この曲が一番好きかな。サビとかでゆったりみんなで身体を揺らしたくなる曲。
セットリストはTwitter(まだアップデートしてないからXではない)に載ってますが流れるんで載せておきます。
必死でメモせんでも良かったな。
チューニングやMCのタイミングを切って記載してます。
-setlist-
01.ストロール
02.ルイ13世
03.トースター
-mc-
04.ミッドナイトリバース
05.レスラー
06.くるくる
-mc-
07.ブルー
08.エマ
09.無計画計画
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【Hue's】
お久しぶりのヒューズです。
入退院やったり資格の勉強があったりして1年以上タイミング合わず観れてなくて、その間にフルアルバムもリリースされる。タワレコで買ってたアルバムを前日まで繰り返し聴いて楽しみにしてた。
メンバーは4人組。
ギターボーカル:中嶋龍之介氏
ギター:大島旭氏
ベース:水谷将也氏
ドラム:根來真嗣氏
-転換-
Set Freeが楽屋へ戻って、Hue'sのメンバーが出てくる。
ギターの大島さんはぴったりめTシャツに両踵の裾が破れたベルボトム。ご自身に似合うベルボトムを選んで履きこなしているようす。
最初に音が鳴ったのはベース。念入りにチューニングを行っている。チューニングを終えたあと壁に手をついて身体を伸ばしたり両手のひらを合わせてストレッチ、ベルトを締め直すことで心のふんどしも締めるもよう。よし。
-本編-
40分ステージだそうです。
SEはなく、ギタボの中嶋さんがニッコリ笑顔を見せ、右手を上げてスタート。
BGMが止む。
出たしは楽器を鳴らさず中嶋さんの歌声のみで始まる。ふたことみことしか発してないのに、空気が変わったのがハッキリとわかり、バンドの世界へ惹き込まれる。靴音が響いたり後方で喋り声が聞こえたりとかは一切なく、爆発する前に一旦収縮するときのような時間が流れる。
2曲目「Shangri-la」が始まる前にはスニーカーの靴紐が解けていて、ノリの良い「Shangri-la」やけど引っかかれへんかなってそわそわしていた。間奏のときに足元のスピーカーに左足を乗せてVANSの靴紐を結んだのでホッとする。結局また解けちゃったけど3曲目が終わったあとにきつく結んではった。
「Shangri-la」が終わるころに次が「Youth」やったら成仏してしまうやろなーとボケっとしてたら、繰り返し聴いていたイントロが流れてきたので鳥肌が立って、まばたきも見逃さないように拝見しました。
大合唱のサビに入る直前に中嶋さんが「Youth!」って言い放ったときもゾワッと震えて涙腺が緩んだ。
大島さん「Hue'sよろしく、元気すか」と客席へ問われ、拍手で応える。
チューニング。
中嶋さんが客席をしっかり見据え「俺とあなたたちの夏に捧げます」と新曲「Stand by Me」。夏が好きなバンドなんかな。ドラムの根來さんがシンバルを4回叩いて始まる疾走感のある曲。
ちなみに彼は、Hue'sのロゴが入った、自身のバンドのキャップをかぶって演奏してます。
なんかもうカッコいいとしか言われへんわ。今後の代表曲になるような新曲です。
キャーなどの複数の黄色い声や、やばいとかが客席から聞こえる。
-mc-
2度目のMC。
Droopysへの感謝を述べられ「皆さん台風はいけましたか?」「地球がやばいってのを年々感じます」と。御堂筋のイチョウ並木も切られるとか言う話しで、うそやんと耳を疑った。
切らんでええやんとモヤモヤしてたら、「地球環境の危機に基づいた」ような新曲を披露してくださいました。
それはホンマかどうかわからへんけど、「melt valley」という曲です。
ドンドコドンドコ、同じドラムのリズムが続いて盛り上がるところでブワッと振り切れて、しっとりと終わる、中毒になりそうな曲。
最後の曲の前に中島さんのお話。
お盆休みで色んなところ遊びに行ったこと。良い夏の思い出のひとつになれば、音楽でしか得られないものを得てくれればと締めくる。
最後の曲が何なのかわかった瞬間に歓喜が起こり「I LOVE YOU」へ。何も言うことがないくらいカッコいいラブソングです。
-setlist-
01.ひまわり
02.Shangri-la
03.Youth
-mc-
04.Stand by Me(new)
05.ドラマ
-mc-
06.melt valley(new)
07.ALMA
-mc-
08.I LOVE YOU
ずっと欲しかったキャップを買わせていただきました。
夏にHue'sを観れてよかったです。
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【Droopys】
Droopys
半年も空いちゃいましたね。あらまぁ。
何かが劇的に変わっていたらどうしましょうと思ってやってきたけど、普段通りの彼らで安心しました。
平日木曜日だということで、開場・開演時間は遅めで助かりました。仕事終わって風呂入ってごはん食べてソーコアファクトリーへ向かえましたから。
今夜は8月9日に配信リリースの「フォトグラフ」のパーティー。
その「フォトグラフ」のミュージックビデオはこちら→https://youtu.be/e_MZBDh0hmI
-転換-
Hue'sが楽屋へ戻りしばらくすると、お願いしますと頭を下げにっとくんが登場。
トレードマークの“P”のキャップをかぶっている。
次に太一さんは久しぶりにshining dailyのマルヒロTシャツを着ている。
最後にマルヒロさん。
マルヒロさんの最近のステージ衣装は白のロンTとnew balanceが定番になっているのかな。
彼のステージドリンクは、お茶。
銘柄がわからないようにめくられているお茶。
左のお尻ポケットから四つ折りのセットリストを広げ、演奏中もコードで隠れないように、注意深く配線をどかし、最後にスマホで押さえてズレないように固定する。それから、チューニングに入る。
そのころ太一さんもチューニング。
一段落してギターをおろし、ラベルを剥がした冷えたペットボトルの透明の飲み物を飲む(二人がラベルを剥がしているのは、アンコールでの伏線なのかなと終わった今だから思える)。
そのあとにマイクスタンドを両手で握り調整し、顔にマイクを近づける。あれちょっと違うなと微調整。ばっちり。あとは、脚を広げて筋を伸ばし、両手と身体を天井まで届けというように伸ばしてストレッチ。
-本編-
SEの「Dumb Dumb Dumb」が流れ、まずマルヒロさんが登場。右手を上げ持ち場へ着くと客席へ向かって深く一礼。
にっとくんは右手をあげ、そのままこちらに向かって二度三度左右に振る。
コソッと出てきた太一さんはギターを手に取り、左手に持ったギターと右手でVの字を作るように広げ拍手に応える。
ベースを背負って肩の可動域を広げ、ギターの準備ができた太一さんはマイクスタンドを調整する(さっきの念入りな調整ではアカンかったんや)。身体はマルヒロさんの方にして顔をにっとくんの方へ向けて、儀式の小ジャンプで4回、5回と身体をほぐす。
ギターのノイズを出しにっとくんのドラムでライブがスタート。
イントロどんじゃないけど、すぐに「shining daily」だと判る。
しばらくはギターを弾かず、ループするドラム音を背景に目尻を下げつつ客席を見渡している。
身体でリズムを取ったマルヒロさんのベースが合流する。二人がまばたきするくらいのわずかな無音を作り、それに続いて身体全体でギターを弾き始める。
サビでは多数の拳の花が咲く。
勢い切らさず「Hold me tight」へ続く。この曲のマルヒロさんの動きが好きでいつも舐めるように観させていただいている。抜群のタイミングで最高のベースラインを入れてくるのももちろん好き。
「あらめましてDroopysです」と太一さんが来場者への感謝を述べられ、野太いヤジが飛ぶ。「それぞれに楽しんでもらえたら」のあとに、演奏が始まりイントロとワンフレーズ歌い、次の歌い出しの前の短い間に「goonyなboy」とタイトル紹介を入れる。
カッコいいー。
サビでの大合唱と手拍子とそれぞれの見せ場がある間奏。その時ほぼ必ず太一さんがジャンプするのでそれは見逃さないようにしている。
数年ぶりか、もしかしたら初めてライブで聴いたかもしれない「スパイス」。意外すぎて意外すぎた。もう勝手に聴かれへんと思ってた曲のひとつやったからね(死ぬまでに「PLEASE ME!!」もライブで聴きたい)。嬉しい。
-mc-
最初のMC。
「新曲の、フォトグラフ、みんな聴いてくれました?」
太一さんの弱腰な感じの質問に対して客席も、…パチ、パチ、パチ、となってしまい「ひとり、ふたり……」と数えられてしまう。
「あんま聴いてないらしいな」とツッコむにっとくん。
「気に入って聴いてもらえたらとおもいます」と終始弱い腰つき。こちらも力が抜ける。そのまま「フォトグラフ」の演奏に入るのでリラックスして、ミュージックビデオを思い出しながら聴く。メンバーのあんな写真やこんな写真が。
最後に観たのが半年前やったから、しっかり固まった感じがするし、にっとくんの叩いてるのん見てると、もっと上手く表現できないかって試行錯誤も見え隠れしてたので、ちょっとした親心のような感情が顔を出した。現状維持を良しとするようなバンドじゃないですし。
空気を切らずに「なつのせい」へ移る。夏やからやってくれたんやなと珍しめの曲を聴き入ってたら、スコンとなるようなちょっとしたトラブルがあってズッコける。本人に口止めされているし、ダチョウ倶楽部のフリかと思ったけどここでは伏せときます。
「コインランドリー」始まる前のにっとくんのドラム。チューニングをして水分を摂って、イントロへ。客席からも声があがる。「なつのせい」からの色んな意味でのギャップですね。ミドルテンポやけど、掻き鳴らすようにギターを弾く。ベースもよくわからんけど複雑なん弾いてるようで気持ちいい。ミナホ出てくれよ。
最後の一音を「ハローモンテスキュー」につなげる。この曲の見どころのひとつは、出だしでベースを弾く前のマルヒロさんの動きと、そこから腰を落として魚雷のようなベースを弾くところ。調子に乗りすぎてたまにコーラスが遅れ気味になるところも今後、注目してもらいたい。
「ハローモンテスキュー」の途中からギターの音が小さくなった感じがして、太一さんの足元とか見るも気のせいかと片付けたけど、2度目のMCでにっとくんが
「あの、フロアのみなさん」「ギターの音ちいっちゃなりました?」と声をかける。
客席から反応が薄いので「なってないかな。わからんね。✕✕✕✕✕。」
絶対アカンでとマルヒロさんが即時切り返す。
ちっちゃいころはよく使ってたし、小松左京とか安部公房読んでたらそういうのしょっちゅう出てくるから個人的になんとも思わんけど。
地味にね今日からと何事もなかったようにふたたびにっとくんのお話。
「今日発売開始の今日発表の……ギターの音は出てますね、キャップが出ました」
ずっと作りたかったものでバンドのロゴが刺繍されているもの。デニムとベージュの2色。
脱線しますけど終演後に、デニム色のを買いましてね。
キャップのツバの裏にサインを貰おうと思って、買ったキャップとサインペンを渡して他所へ喋りに行って戻ってキャップを受け取ったら、可愛らしいところにサインを書いていただいておりましたの。
今はなき大阪マルビルの頭頂の回る電光掲示板みたいに可愛らしい感じに頂いて、これもめっちゃ気に入ってるですが、どうしてもツバに書いてほしかったので(よくあるじゃないですか、甲子園のマウンドでピンチのときに帽子を脱いで、ツバに書かれた「全国制覇」の文字で仲間と乗り越えた苦難や敗れ去った同志(とも)との友情を思い出して、よしこのピンチを絶対に抑えてやるぞ、ってなるやつ、あんなんみたいに帽子を脱いでツバの裏のサインを見たかったんですー!)、ええーって渋ってるメンバーに無理言ってツバにもういっかい書いてもらいました。ありがとうございます。掃除道具の柄とかいつも変なところへのサインを快くしていただいててほんまに感謝してます。
MCに戻ります。新しい物販なんやから、
マルヒロ氏「ふつう、現物ここ(ステージ)に持ってくればいい」
太一氏「誰かかぶってるもんやな、ふつう」すーっとにっとくんの方を振り返ると彼の頭に気付いて口ごもる。キャップかぶってるけど、なんでバンドのんかぶれへんねんというように彼を指差す。
指されたにっとくん、ニコッと「Pね」とキャップを少し持ち上げさらりと流し、
「DroopysのPね」
「うそつけ」と客席からボソッとツッコまれるがこれにも「聞こえとるで」と応える。
「楽しんでいただけたましたでしょうか」
太一さんが仕切り直し2バンドに感謝を伝える。
自分らがワクワクして楽しかったからねと最後の「time to say good bye」。
この曲が流れたら終わりの時間が近づいているということでポンポン持ったチアガールがたくさん出てくる。
マルヒロさんがスピーカーに足を載せてイントロを弾き、間奏で太一さんがステージ前方へ出て客席を盛り上げ、にっとくんは口を開けたりポッペを膨らませたり色んな表情で叩いてクライマックスを迎える。
-アンコール-
アンコールへのレスポンスはとても早くて、「もう一回」「もう一回」と客席からの声にメンバーは楽屋へ帰ろうとする途中で引き返す。にっとくんは椅子から立ち上がったのみ、また座る。
わたしは、”もういっかい”ってことは、ワンモアとはニュアンスがちょっと違って聞こえて、最初からもう一回ってこと?初めから演ってくれるの?と捉え、期待してたけど1曲だけでしたわ。
「アンコールありがとうございます」
パチ、パチ、パチ…
苦笑いのにっとくん「めっちゃまばらな拍手」。
これは今日の優しい雰囲気が出た拍手だったんですよ。
そのあとに大きな拍手が返ってきて恐縮するステージ上のメンバー。
1曲だけということで。
今からする曲は「フォトグラフ」と同時期くらいに披露されてた新曲で、その新曲のMVはライブ映像をまとめた感じにしたいというコンセプトだそうでう。お客さんから撮ってもらった動画を細切れにしてミンチにしてMVに編集するらしいので、メンバーの要望で客席のだいたいがスマホを構える。
「画面は縦でも横でも」って言われたから斜めにして撮りました。
ベースを弾かなくてもいいパートで、マルヒロさんが自分のスマホで客席の様子の動画を撮影する。そのために、足元のセットリストと一緒にスマホを置いていたのか。
自分のパートが始まる直前まで撮影してたから地面に半ば放り投げるようにして演奏を再開させていましたね。
床にバウンドして落ち着いたスマホの画面が割れてお嫁さんに怒られないか心配です。
-setlist-
03.goonyなboy
04.スパイス
-mc-
05.フォトグラフ
06.なつのせい
07.コインランドリー
08.ハローモンテスキュー
-mc-
en. flash
※曲をクリックするとYou Tubeへモンテスキューします。
ご覧いただきありがとうございました。
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