MoritaSaki in the pool(もりたさき いん ざ ぷーる)というバンドの2nd EPリリースライブへ行って参りました。
彼女彼らのライブをメインに、イベント全体の様子をお届けします。
MoritaSaki in the pool『You have to find MoritaSaki.』2023.07.02(Sun)@京都GROWLYOP18:00/ST18:30共演)
※バンド名クリックしたら各バンドTwitterやらどこかにリンクしてます
京都へ向かう昼下りのJRは120%ほどの乗車率。
スーツケースを足元に旅の思い出をなぞる親子、スマホを見るときだけ眼鏡をおでこにのせる老齢の男性、苺ましまろのTシャツを着てリュックを体の前後にひとつずつ背負ったお兄さんなどそれぞれいろんな日曜日が展開されている。
ノイズ混じりの音声アナウンスが京都行きを告げ京都駅下車。
二条駅の大垣書店で時間を潰すも予定より早く、17時35分に京都GROWLY到着。
蚊に噛まれ闘いながらオープンの18時まで待つ。
今日の受付場所は建物入った細長い道の、ロッカーの横。ここで受付ということは、おそらくお客さん多そうなときやと思う。中のバーカウンターが混むから。フライヤー画像には載ってなかったけどフードの出店もあった。カレーやったかな?ここ来る前にカレー食べてきちゃったやん。。。
開場2分前になると「電卓持って行っとこう」という声が聞こえる。蚊取り線香つけてくれ。
秒針が12を回って18時になったときもういけますかと受付の小椋氏(SuperBackのDr.)に声をかける。
オープン後も受付の列は途切れることなく小椋氏が対応している。
一番手はthe loquisea、from滋賀はロクイーシーと読むらしい。MCを拾えなかったけど、滋賀の南部あたりを拠点にしてるって。
2022年11月バンド始動。
4人編成で、
上手ギターボーカルのPatrizia氏(彼女がメインボーカル)
下手ギターボーカル殿方の眠気氏、
真ん中にベースコーラス女性の大明神氏(大は英語表記ではdie)、
ドラムの彼は凜氏となっている。
ライブは今日が4回目のよう。
眠気さんがライブ前のステージに上がってきたときに二度見してしまったのは、薄いベージュのハーフパンツを履いていたから。
むかしストレンジヌードカルトのギターボーカル谷口氏が、ベージュっぽい服の上下でライブハウス遊びに行ったら全裸っぽく見えてちょっと嫌やったってのを思い出した。
予定時刻の35秒前に暗転、もう始まるんかとちょっと焦る。
時間押すより断然良い。
1曲目からカウンターパンチ食らったように魅入ってしまう。
めちゃ好きな音を出す。
凛さんはやんちゃそうにドラムを叩く。
2曲目は眠気さんがドラムスティックを滑らせてギターを鳴らしている。マイクスタンド固定するためにドラムスティック置いてたんかなって思ったけど、そういう使い方するんやね。なんかシューゲイザー。
3曲目のベースの音めっちゃ好き。このあたりで中央の大明神さんが歌わないということに気付く。
あまり表に出ないみたいで、今レコーディングしてるみたいなので楽しみです。
Eggsに1曲のみアップされてるようで、本日最後に演奏した「Soil and Sea」という曲です。
メインのMoritaSaki in the poolが喰われるんちゃうかとか思った。
表に出てこないとかライブなかなかやらないとか非常に勿体ない。いろんな事情あるから仕方はないけど、まずは音源をリリースしてほしいですね。
片道2時間かけて来たけど、もうthe loquiseaだけで帰っていいかもと本気で思ったほど満足した。帰らんけど。
セットリストは主にTwitterからの拝借です。
-setlist-
01.Organs
-mc-
02.イントロ
03.うねり
-mc-
04.L.I.T(Lost in なんとかいう曲。Timeなのか?)
05.希酸
06.Soil and Sea
今月7月で結成1年とのことで、京都結成だけど京都は初ライブ。
転換ではLast days of April流れてた。
ちゃんとわからないけど、4人編成やったけど、正式メンバーはおそらく下手側ベースの男性と、中央ギターボーカルの女性のみかな?Twitterのアイコンはふたりのみなので。
3曲目の終わりから4曲目へつながる所は、自主企画なら手拍子で続いてたであろう盛り上がる、「ジプシー」って曲やったかな。
ベースの方の腕や手の甲の血管すごい。ルート取りやすそう。
新曲の名前は「宇治川センチメンタル」って書いてたかな。「宇治セン」と略すそう。
上手側のギターの男性は私好みの動きをしていたので目を皿のように観てしまう。
90年代の洋楽ドリームポップが好きなら好きになると思う。
自分も好きなので、今後Spotifyで聴くことにする。
CDがあればいいなと物販で思うも、足が生えたクジラのアクリルキーホルダーを購入させていただく。
Moon In June、東京から来たバンド。
名古屋ではあるけど、関西では初めてのライブですって。
貴重な日に遭遇できたってことか。
公式Twitterではオルタナティブロックバンドと。
まずバンド名が想像膨らみますね。
5人編成。
ベースはキャイさんという赤髪の恰幅良い男性で、右手にTHE HIGH-LOWSの矢印のリストバンド。
ギターボーカルは女性、みほさんで唯一関西出身。ギターにはパプリカのステッカーと、さよならすべてのエヴァンゲリオンのステッカーを貼っている。
残りのお三方のお名前が調べてもわかりませんでした。申し訳ございません。
ドリームポップな感じかな思ったらそうでもなく、歌謡曲がハードなロックになったような曲もあったり一筋縄ではいかない面白さがあった。
上手のギターの方は京都大学出身みたいな感じの動きと喋り。褒めてます。
4曲目と5曲目がめっちゃ好き。今日のセットリストはほぼ新曲だそうですって。
セットリストはTwitterから拝借しました。
-setlist-
01.Robert
02.Summer Pop '97
03.ロマンと水色の街
-mc-
04.都会のアリス
05.Head for München
06.Pastel
【Blue tea】
オルタナティブバンド。
トリ前はBlue tea。
大阪のスリーピースのオルタナティブバンド。
唯一ライブを観たことのあり、お目当てのひとつ。
全員男。
あちこち調べたんですけどメンバーのお名前まったくわかりません。すみません。個人のTwitterもなかったよな、もしフォローしてくれてはったら申し訳ないです(その際はコッソリ教えてください)。
ドラムの殿方は今回もサングラスしてるのか?してない。でも音合わせの前にサングラスをかけた。PAさんと話すときサングラスずらしてたから、手の届く範囲しか見えへんのやと思う。
ベースの殿方は早々にチューニングを終え手持ち無沙汰の様子。
ボーカルのあ゛あ゛あ゛、え゛え゛え゛とマイクチェックとチューニングに、オッケーでーすとPAさんの声が入る。
うなずき、1曲少しだけあわせる、マイクスタンド低すぎたので伸ばす。
納得する調整を終え、いったん楽屋へ戻る。
ギタボのお兄さんは、ペットボトルのお茶を持ち帰ろうとするがやっぱやめたと戻り、ステージ足元へ置く。
ほどなくメンバーが静かに再登場。SEは無し。
やっぱトリ前が一番の見所やなと言うてた男女はどこへいった。
配信での最新曲「Ricky's Cardigan」でライブが始まる。一定のリズムで身体をドリルされているような感じの曲。
個人的に一番聴いてる曲かもしれない。
ベースの殿方はよくこんなに頭振って気持ち悪くならへんのかなーって、前回も思った。今度聞いてみよう。
「Punk Rock Star」はカセットテープだけに入ってる曲で、今日の物販席で買おうと思ってたけど、何も物販は持ってきてなかった。前回(2023.01.25)も物販無く、その時も作りたいなっていうてたような気がするが。
まあそれは置いといて、この曲はこれからBlue teaの存在が近い将来もっと知られたらもっといっぱい拳があがるなと感じた。
全身全力なのは今回もそうやけど、前回(同)よりも尖ってる感じが少し削れていたような雰囲気がした。
ベースのお方はステージ最前列まできて弾いたり煽ったり、コロナの時のステージとの距離をとる仕切りがないから、目の前まで来て迫力がある。
Blue tea の30分は見とれててカッコ良いなって感想しかないかも。
セットリストは直々に教えていただきました。
その節はありがとうございました。
お話したかったんですが、電車の兼ね合いで申し訳なかったです。
今度ゆっくりお話しましょう。
setlist-
01.Ricky's Cardigan
02.Punk Rock Star
03.Still in a dream.
04.when I turn around
05.Nesccur.
今日の主催。
pool musicを標榜している。
本日のもうひとつのお目当てのバンド。ライブは初めまして。
男女2名ずつの4人編成。
中央に男性ギターボーカルRikuさんと、下手に女性ベースボーカルのNatsumiさんの2人でメインのボーカルを担当し、上手男性ギターがTaigaさん、女性ドラムはMakiさん。
変わったバンド名の1st EPがHOLIDAY!RECORDSの通販で目を引く。
そのEPのメンバーコメントが
「常に屋内プールの質感を目指してるので毎日スイミングプールで泳ぎながら曲を書いています」(HOLIDAY!RECORDS SHOPページより)
興味湧くでしょ。
照明が落ち、THE STROKESの「I'll Try Anything Once」が流れる。
楽屋から遠い順でTaigaさんMakiさん、Rikuさん、最後にNatsumiさんと登場。
「I'll Try Anything Once」はそのまま流れたままRikuさんが「リリースは嬉しけど悲しい」「自分の曲が自分だけの曲じゃなくなる」のが悲しいと。「大事にしてください」と、フェードアウトするSEから2nd EPの冒頭曲「Plastic Summer Time」がふわっと静かに始まり、刹那にふわっとバンドの世界へ連れて行かれる。
ライブでは静かやけど燃え上がるように演奏してるんやなって「Ice box」で感じる。
一度目のMC。
”万物はゆれものである”、というコンセプトをRikuさんは今日お伝えしたいようで。
来場者限定のオマケボックス内のラジオを聴くと何のことかわかった。
波のことね、ヴァイブレーション。
リリースイベントやけど、リリースの曲先に演っちゃいますと今まで収録順に来てEP最後の曲の「Marble」へ。第一部完、みたいな感じか。
「Marble」のあとは1st EP収録曲、アップテンポ気味の「I irk Saki」「Ivy in Naby Skirt」へ。ライブでも人気があるよう。最前列で観てたので後ろの方はあんまりわからない。
ちなみに私の今の目覚ましのメロディは、朱美ちゃん3号の声なので風情もへったくれもない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「CD納品、間に合いませんでした」と笑いを誘い2回目のMC。
その代わりに限定のオマケボックスを手に入れられたし、CD未納で行われるレコ発なんか滅多とないことなので、今後ネタに出来るし誇っていいことだと思う。
オマケボックスの内容は、未発表demo音源やRikuさんが2時間喋ったのを54分に編集したラジオなど、合計3ギガ以上のボリューム。
ドラえもんの登場人物は変数でしかない、という話は面白かった。ライブのMCだけではきちんと理解できなかったけど、このラジオを聴いてしっかり理解できました。こういう観点でドラえもんを考えたことなかったので興味深く聴かせていただいた。
あと今日からステッカーの販売が開始されたそう。持ってる枚数で序列が決まるとか決まらないとか。
今日が一番思い出深い日になるだろう、(曲を)大事にしてくださいと話を締め、「Light」「She died under the bridge」と本編を終える。
アンコール。
裏コンセプトは、音源化された曲をすべてやるということだったよう。
曲の繋がりも気にしてみてほしかったようです。
アンコールの曲名は聞き忘れました。。。
2曲演ってたかな。聞いとけば良かったと後悔しているので、もしわかる方いてはったら教えていただければ非常にありがたいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終演後、ステッカーなど購入しつつ(何枚買ったかは内緒)、物販席に座ってはったMakiさんに「CDにサインいただけませんか?」と声をかける。二つ返事で快諾され、Taigaさんもやってくる。
Taigaさん
「人生4回目のサインです」
「ビニールの上からしたらいいですね」
ということを私に聞いてくる。
ライブの音量で耳が少しやられていたのと、ドラムのMakiさんと話しながらやったのでTaigaさんの声がはっきり聞き取れず、「はい、ジャケット表面にサインお願いします」と答える。
……?え、っと。
ひと呼吸考える。
ジャケットの表面やけど、ビニールの上からじゃないよな?ビニールってさっき言うてた?
THE BLACK DOLPHINSのだっちょさんと同じこと言うてた?
こ、ここは自分がお節介野郎になってビニール袋を開けるように仕向けた。
「サインってどこに描いたらいいんですか?」とめっちゃかわいい質問。Taigaさんいつまでもそんな感じでいてください。
うーんでも、帰宅してからじっくり考えてみたら、ビニール袋にサインして貰ったら、次のEPをその袋に入れたらサイン入りCDに早変わりになるよな。
CDじゃなかったけど実際そういうようなことやってもらったことあるし……、もしかしたらおもしろいかもしれんな……。
-setlist-
01.Plastic Summer Time
02.Ice box
03.For Jules
-mc-
04.Marble
05.I irk Saki
06.Ivy in Naby Skirt
07.Light
08.She died under the bridge
+ en.
ご覧いただきありがとうございました。
あかんあかん、ビニール袋にサインしてもらってもジャケットのサイズ違ったら合えへんからアカンわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿