ライブハウス扇町para-diceの15周年月間、その祝賀イベント『FROM THE BASEMENT』に出るaeronautsのライブへ行った来ました。
行けなかった方へも少しでも魅力が伝わればと思います。
aeronauts『FROM THE BASEMENT』@扇町para-dice2024.04.08(mon)op19:00/st19:30共演)Bedbugs&.
【aeronauts】
えあろのーつ。
1996年結成。
メンバーは、
ギターボーカル:松山弦大
ギター:森川トモヲ
ベース:kansa
ドラム:北出忠康
の4人。(敬称略)
待ってた。おかえり。
2019年11月16日以来、約4年5ヶ月ぶりの大阪ライブ。
上記はkansaさん大阪での初ライブ。
彼の加入前後の流れは以下の通り。
2019年1月20日、結成時よりバンドのベースとコーラスとユーモアを担当していた池本さんがこの日のライブをもって卒業。(もう5年も経つのか)
2019年2月23日、浅草GOLD SOUNDSのライブで、kansaさん初サポート。
2019年10月25日のライブに正式加入発表、翌月には上記の大阪ライブへという流れ。
その時はこういうセットリストでした。
2019.11.16
01.PERFECT
02.ハレルヤ
03.Bastard
04.Bird on Wire
05.Heart Breaker
06.FLASH BACK SOUL
07.歪んだ未来に行け
08.Surrender
「新曲(Bird on Wire)どう?」って弦大さんに聞かれて「最高」「タイトルトラックになりそうにかっこいい」みたいに答えた記憶がある。
さあ本日のライブ。
真ん中の2番手。
&.(あんどどっと)が終わったらすぐにMy Bloody Valentineの『Loveless』が流れ出す。
あれ?いつもSEに使ってたのに?
予想通り、SEは無く準備ができてもステージから降りることなく
「月曜日ですよ?あたまおかしいんちゃいます大阪?」と弦大さんが嬉しそうに発する。
森川さんへ合図を送り、ライブスタート。
1曲目は「Lost rider」、弦大さんの声に森川さんのコーラスが入る。思い出すなと言われても二人の重なった声を聴くと今までのaeronautsとそれに付随した思い出がフラッシュバックする。
2曲演奏して客席からは「カッコいー!」
弦大さん「もういいでしょ」ともう息が切れている。
「4年ちょっとぶりに大阪(帰って)来ました。思い出してください!」
「こんな、雨のちょっと降る中、パラダイスの15周年をお祝いしにきてくださってありがとうございます」と祝福の言葉を述べられる。ちょっとって。
思い出、ありすぎますよね。それぞれがそれぞれに15年分、前身の扇町DICEを知ってる人はそれ以上でしょうね。
aeronauts × 扇町para-diceでの思い出は、何年前か忘れたけどワンマンライブですね。ギャラクティカ☆マグナム時代の曲も聴けてほんまに泣きそうになったり、客席の中にストレンジヌードカルトの谷口氏を見つけて、久々に再開できたのもaeronautsのおかげ。
「パラダイスと集まってくれた大阪の皆さんに、とっておきのラブソングを作ってきました」新曲なのかな。グッバイサンシャインって言って曲に入ったのでそれが曲のタイトルだと思います。
そしてもう1曲、(少なくとも大阪では)新曲の「CRY BABY」を演奏される。2曲とも『WASH』のころのような若々しさも感じ取れる。しらんけど。ファーストアルバムの『WASH』、今年20周年やから20周年BOXリリースとか再現ツアーとかしてくれへんかな。再来年の結成30周年のときは梅田の歩道橋でストリートやるとか…ゴニョゴニョ。
-MC-
少し長めのチューニングとドリンクタイム。
これくらいのインターバルあったほうがいいでしょと弦大さんが喋り始める。
kansaさんの方へ顔を向け、
「昨日寝れてないです」
「嬉しすぎて」
kansaさんの嬉しいお言葉。
レンタカーでの移動中に寝ようとしたけど、車内の自分とこのスペースが狭すぎて寝れなかったとのこと。
弦大氏「(次の曲は)久しぶりにやるわね」
森川氏「やるわね」「いくわよ」
弦大氏「赤いという意味のRED」
森川氏「赤いわよ」
「RED」は赤い照明に変わる。顔でもギターを弾く森川さん。体全体で低温を叩き込む北出さんにkansaさん。感情込めてマイクスタンドを両手で握り、左足はそのスタンドの三叉の脚を踏む。
水を飲み「もうちょっと演っていいですか?」
「今で3分の1くらい」
汗を拭うタオルの隙間から冗談を飛ばす。
いつもより長い40分ステージですがワンマンよりは時間はありません。聴きたい曲いっぱいあるのでまた大阪帰ってきてください。ハイウェイに乗って。
歌い出しのキーを模索して、ようやく決まって歌い出す「super sonic」、これも新曲。初期衝動のような曲。四半世紀以上活動しててもこんなにかっこいい曲をまだまだ作るんですね。改めて凄いと感じつつ過去最高を毎回更新しているようにも感じる。
まだまだいけますかー!ではなく「もうちょっといくぞもうちょっといくぞ!」と客席を煽り、「Bastard」。ライブって良いなって思いながら体で聴いてた。後方で観ている前出の谷口氏もそう思っているだろうと思いながら。
畳み掛けるようにライブではお馴染みの「Surrender」。もうちょっとどころじゃない。
クライマックスで弦大さんと森川さんが向かい合ってギターを弾きあう。
-MC-
呼んでいただいてありがとうございますと&.とBedbugsへお礼を述べられ、&.のギターボーカルの安井さんが扇町para-diceの近所でやっているバーの告知をする。(自分等の告知はひとつもせず)
最後の曲にいきたくねぇなでもまぁ、と喋っている横で森川さんがギターを重ねて続きの声がかき消される。
「弾くねぇ」と笑いを誘い、それでも一つの区切りは必要なので、名残惜しつつ私達を歪んだ未来へ連れ出し、aeronautsのステージは終了です。
-setlist-
01.Lost rider
02.SLEEP NOISE
-mc-
03.Goodbye Sunshine
04.CRY BABY
-mc-
05.RED
-mc-
06.super sonic
07.Bastard
08.Surrender
-mc-
09.歪んだ未来に行け
ご覧いただきありがとうございました。
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