THE WOWという一色隼在籍のバンドをメインに、この日のイベントの様子を書きました。
ほとんどライブのことには触れていませんが、行けなかった方へ場の雰囲気が少しでも伝わればと思います。
『Sound Fiction -Zeela10周年100番勝負-〜一色隼Birthday edition〜』@梅田Zeela2023.10.02(mon)op17:30/st18:00出演)
※色の変わっているバンド名をクリックするとオフィシャルサイトやリンクツリーなど、西へ東へ南へ北へと飛んでいきます。
この日のライブはライブハウス梅田Zeelaの10周年イベントとTHE WOWのギタリスト一色隼の誕生日イベントになります。梅田Zeelaのこけら落としに行った時のことをちょっと思い出したり。
【rale one stance】
れいるわんすたんす。
名前は知ってるし、ライブの評判もよく聞いていたけどはじめて観る。
昔よくDMでライブのお誘いくれてたけど、様々な理由で断らざるを得なかったらとうとう愛想つかされた。ほんますんませんでした。
メンバーは
Vo:nobu
Gt:ヒガシグチダイキ(下手側)
Gt:Andy(上手側)
ベース:ノリタユウキ(サポート)
ドラム:斉藤慶司(サポート)
まさかのトップバッターで、初めの1曲くらいは観れず。そう、仕事が17時までだったので、頭間に合いませんでした。
斉藤さんは片山ブレイカーズのときにおそらくライブで観ていると思う。CD何枚か持ってるし。
上手側のギターAndyは、カラシ色したセンタープレスのベルボトム。ステージ前方のお立ち台ともうひとつ、ドラム前に置かれた「喜びを表現する」ためのお立ち台の2台にあっち乗りこっち乗りで、隼さんの誕生日を祝う。あと彼のもみあげもすごい。床へまっすぐ伸びた太いもみあげに憧れます。Andyさんは隼さんにとフルヤ氏の前身バンドJAMINLEO(じゃみんれお)時代にもサポートで共演していたとのこと。ということは、知らず知らずに演奏は見たことあったんやね。
音はロック。ちびっこを連れたお客さんも居てはって、男前なパフォーマンスに和やかな雰囲気が流れる独特なライブだった。
最後の曲は、
nobu「◯◯しろよ」
お客「かならず」
みたいな感じの、客席とコールアンドレスポンスがあった。件のちびっこも大きな声を出して楽しんでいた。
わたくし?わたくしは心の中で8時じゃないけど全員集合してましたよ。
最新CDは「伊豆はどこだ」というタイトル。nobu氏の夢の中に出てきたからそういうタイトルになったとのことです。
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転換中にサード・アイ・ブラインドなんか流してくれて嬉しいわ。
【ワダアツシとビアウマイオールスターズ】
元econoiseのワダアツシ氏と彼と繋がりがあるメンバーで構成されたバンド。
メンバーをみたらそうそうたるメンツ。
ギターはsoratobiwoのキャプテンOG(何代目かのギターチャンピオン)、ベースは元天使と悪魔のカキウチユースケ氏、ドラムは元プラシュシュのヒラシマユウ氏、そしてボーカルは元econoisのワダアツシ氏。
キャプテンOGさん、いつもお魚フェスに弱虫倶楽部を呼んでいただき誠にありがとうございます。(もし叶うなら、安島さんのソロを歌う魚でみたいです。ソロは大阪ではまだないですし、The Flickrs時代の曲は「別にやらんということはなく、やる機会がないだけ」と言うてたので、もしかしたらソロでFlickrsの曲を演ってくれるかもしれません。死ぬまでにもう一度Lavenderとか聴きたいですおねがいします)
ワダアツシとビアウマイオールスターズ、4人組のフロント3人のステージドリンクはお揃いで瓶のHeineken。
バンドの音はゆったり横ノリが多い印象。横に揺れて美味い酒を飲む。
econois時代しか知らんかったけど、ワダさんの声もものすごくブルージーで酒がなくても酔えます。
キャプテンOG氏は、好きなギターを目いっぱい楽しく弾いてるのが客席に伝わってくる。
裸足で演奏しているカキウチユースケ氏のサンダル焼けが気になり、どのようなサンダルを履いているのかを想像しながら聴き入っていた。
左足の親指と人差し指の2本で足元のペダルを踏んでいたのもかわいかった。
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【ハヤシライフ】
名前はよく見かけるけどはじめまして。
林さんがリーダー的存在やからハヤシライフなんかな?ボン・ジョヴィみたいに。
転換中の音楽がやんでカーテンが開く。あら5人組ね。
赤のアディダスのジャージがポイント。
ボーカル兼ラップ担当の愁人氏だけ自身のバンドのロンTで、残り4人のトップスは赤のadidasのジャージ。
ズボンはそれぞれスエットやったりアディダスのジャージやったり。
愁人氏は上の服がアディダスじゃないので、ズボンは赤のアディダス。全員上か下、どちらかが赤のアディダスのジャージということに。
……と、全体を見回すとどこかで見たことある人がドラムを叩いてて。
もしかしてあの人なのかと、わたしは目を大きく開いて見たり、逆に黒板の小さな字を読み取るように目を細めてじーっとみたり、架空の”P”のキャップを被せたり。
うーん……。
それでも他人の空似かなと自信がなかったので、ライブ中で申し訳ないと思いつつスマートフォンを取り出して、Twitterのアカウントを確認する。
「support:ハヤシライフ」。うふゃーやっぱりDroopysのにっとくんや。
彼と彼のバンドDroopysのことはこちらに、オモシロ詳しく書かせてもらってます
あと衣類がadidasでほぼ統一されてたら、次に気になるのは、もちろんどこのメーカーの靴履いてるかですよねー。
キーボードのOKN氏と愁人氏はNIKEを履いてました。おーい。
去年あたりにソーコアファクトリーからの帰りみち夜遅く、南堀江knaveの前を通ったとき、どっかのバンドマンらしき殿方が、地下からの階段上がって右手あたりで「俺は十三の申し子や」と喋ってはってね。なんや、十三の申し子って。
どこかのバンドマンかと、その日のknaveのスケジュールを調べたらハヤシライフがライブをやっていたことが判り、出演バンドを消去法で消していくとハヤシライフに行き着く。
ずっと気になってたけどなんて切り出していいかわからんかったから、全バンド終演してから物販席にいらしゃった愁人氏にもうストレートに「このなかに十三の申し子って居てますか?」と尋ねる。
キョトンとされ頭の上に「……」が出てるのが見える。
初対面の人にあなた十三の申し子ですか?って尋ねられたら誰でもそうなりますよね。
考えたら私は変なひとですね。
ハヤシライフに「十三の申し子」が居るかは、彼らのライブへ行って確認してみてください。
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【THE WOW】
本日の一番のお目当て。
ざ・わお。
そして今日の主役、隼さんの誕生日イベント。
メインやけど、4番手の登場。
フルヤアツシと一色隼の今は2人組。
昔は5人やったり4人やったりしてた。
バンド名から飛べるリンク先のオフィシャルWebは、まだ5人のままなので、今のうちに観ておくべき。
大体のバンドが「ライブスケジュール」と記載するところを「Tour」と表記するところが大好き。
彼ら今はYou TubeかSOUND CLOUDくらいしかで音源聴かれへんくて、そのリンクがWebに載ってるから、Webで確認しましょう。グッズはSUZURIにTシャツがありますよ。
2人はJAMINLEO(じゃみんれお)というバンドでも一緒にやっていた。そのバンドが停止したことで、THE WOWを結成。
二人との付き合い長い。
SALというバンドのつながりでJAMINLEOを隼さんを知って、フルヤ氏とはJAMINLEOの前のバンドからの付き合いで、なんならその前のバンドも一度観たことがある深い仲。
「Zeelaでワオのライブやらんの?」と隼さんに聞くとどうなんやろねと、可能性の薄い返事が去年返ってきた。
前回のライブは数年ぶりやけど、今回はなんと1年ぶり。MCで言うてたけど、5年で3本しかライブをしていない。オファーは常に受け付けている。フルヤ氏が関東に住んでる関係で、海外バンドのジャパンツアー並みのライブ活動ペース。
「もう観れるの!?」
「俺らもそう思う」という会話も笑って出来る。
音楽はダンスビート。
打ち込みと、隼さんのギターで音を鳴らしてフルヤ氏が歌う。
乾いたギターを鳴らしてモジャモジャ髪の毛をフサフサさせる隼さんいつ観てもいいね。
この日のセットリストも曲名もわかりませんが、フルヤ氏のボカロ用の曲も演っていたと思います。
MCのときに客席からのシャンパン差し入れがあり、ステージで良い音飛ばして、希望者に振る舞ってました。
代表曲?の「LAUGH TO WEST EAST SOUTH AND NORTH」は一度聴いたら中毒になるので、一度You Tubeを御覧ください。
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【TIGER&DRAGON】
ベースとドラムだけのインストバンド。
バンドはgrunbandからTIGER&DRAGONへ改名する。改名後は初めて観る。
どっちがTIGERでどっちがDRAGONなのかいつも思ってる。
ドラムの延命寺さんは、ドラムのすごいシンバルを作成する人でもある。
ベースのグルーヴ先生も真っ赤なジャージを履いていた。アディダスなのかは判らなかった。
先生は、去年のなんかのサーキットイベントでバンドマンのフリーマーケットのブースでお会計担当されてました。その時わたしは「グルーヴ」、という名前がとっさに出てこなかったし「先生ですよね?」って聞くのも変やと思ったので、知らないふりをしてお会計を済ませました。そのとき隣に並んできたのが立川dancingの家元だったので、グルーヴ先生は招き猫だと思う。
詳しくはここでは言えませんが、グルーヴ先生はわたしの大きな人生のターニングポイントを作ってくれはった方です。
本人は酒に酔って話しかけてきただけで絶対覚えていないでしょう。
このときのことを本人に話そうとしたけど、姿が見当たりませんでした。
次回会ったときにお話しようと思うので、ライブが終わってもどこかに居ててくださいね。
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【TEITEN】
ていてん。
本日のトリ。
キャメルチェアーのフロントマンのソロ名義やけど、3ピースのバンドスタイルでのライブ。
昨年にThe Tam Tamsのライブで初めて観た。田村さんが繋げてくれた縁やねー。ありがとー、あら、草葉の陰で踊ってる。
TEITENこと寺本しょうへいさんは大阪出身で、10年前に東京へ出たとのこと。大阪のときは心斎橋RUIDOから一度も曲がることなく自宅へ帰れるところに住んでいたようです。
キャメルチェアーでも活躍してたから、もちろんというか、めちゃくちゃカッコいい。
ドラムのメガネ男子は顔の表情を百面相のように変える。どちらかと言えばコメディ寄りに。
ベースの音もめちゃくちゃ好みでじーっと観てた。
さすがに仕事→ライブはしんどくて、フラフラになりながらライブ見てました。
来年春に、新譜出してツアー回るみたいなので、そのときまたお目にかかれそう。
サブスクに音源上がってます。
来春のツアーも待っています。今日の主役が在籍しているバンドも呼ぶって言うてましたので。
ご覧いただきありがとうございました。
帰りの地下鉄で「寿司」と書いたTシャツを着た外人さんとすれ違いました。
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