2023年1月26日木曜日

The Yellow Plan『BABY KNOWS vol.3』2023.01.25(wed) @南堀江SOCORE FACTORY

 The Yellow plan(ざ いえろー ぷらん)のライブへ行って参りました。
寒波ですね。でも暖波ってあんまり使わないですよね。

寒さで来られなかった方もいらっしゃると思いますので、彼らメインで4バンドのこと書きました。





『BABY KNOWS vol.3』
2023.01.25(wed)
@南堀江SOCORE FACTORY 
OP18:30/ST19:00
共演)LEEVE ROSELYN
         SHELTER PLAN
         Blue tea
        


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ひとバンド目は、SHELTER PLAN(シェルタープラン)
お初。
名前はちらほらと聞いていた彼ら。
メンバー構成は二人組で、上手ギターのyobitさんと打ち込み兼ボーカルのかたやまさん。ベース募集中のよう。
かたやまさんは首に鎖巻いて革ジャン。
yobitさんはhideをリスペクトした装いやったかと。

鳴らす音は、ダンスホールでどんどこどんどこな音が下地にあって、ギターの音色を装備することでロックにもメタルにも都会的にもブルージーな楽曲へも変化するという感じ。

ギターのyobitさんの足元の長四角のやつの先っちょについてるスイッチが、いろはすのペットボトルの蓋の色と大きさで可愛かった。しかも光る。


最後の曲「スーサイド」って言いはったけどシーサイドかーって変換されて海辺がふわっと広がる。この曲は自宅で流したら即刻苦情がくるような打ち込みと、サイボーグが鳴らしてるようなガキンガキンで硬質なギターの音。
めちゃくちゃノリやすくて好きな音なんやけど頭はビーチに居る。勝手に作り上げた海辺とスーサイドのギャップがまたいいなーと忘れられない曲に。
ボーカルのかたやまさんは、No Funというバンドのパーカッションでもある。しかしズボンの両ひざ思いっきり破れてるけど寒くないんかな。氷点下に近い気温の帰りはタイツ履くのかな、もう1枚ズボン履くのか両ひざ吹きさらしで帰るのか。

セットリストは聞き忘れたのでご容赦を。


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Blue tea
2番手で登場。見聞きするのも初めまして。
ブルーティー。他者から聞こえる発音の感じで言うとルーにアクセントがあるブルーティかも。Droopys(どぅるーぴーず)の発音に似てるなー。

SNSで動画あがってたのを少し見、これは是非観たいと感じる。

転換。
先ほどのSHELTER PLANと真逆で足元等の機械がほとんどなく、一抹の不安を感じるもいやこれはストレートな感じの音かなとシンプルさを楽しみに。


メンバー構成は3人、上手ギターボーカルと、ストラップを伸ばしきったような長さの下手ベース、2人に対して若干斜に構えた後方位置でドラム。彼はサポートだということで終始サングラスをしてたということ。
ギターボーカルとベースは同級で、メタルのバンドばっかやってたとのこと。

ギター弾く際、時折真顔になって客席を煽ってくる彼は、きれいな目をしてはるけど胸元のポケットからハイライトの頭が見え、きっついタバコ吸ってるなーと感心する。

ザラついた音、あんまり誰々みたいと例えたくないけど、SUGARCULTってバンドをザラザラ毒気を盛り込んだような腹に響く感じ。歌声も似てて安心する好きさ。


ベースの殿方は長髪を顔が隠れるように弾く。コーラスがないからステージ自在に動けて三角形の辺の長さがそのつど変わって行くのが面白く感じた。

MCなしで30分。
あまりまだライブをしてないらしい。三国ヶ丘FUZZの音は合うと思う。
これから来るバンドのひとつ。
グッズはベタやけどロゴステッカーがほしい。あと手作りCDRでもなんでも、CDがほしい。


setlist-
01.Cold Summer time
02.Reason
03.Still In A Dream.
04. When I turn around
05.(教えて貰ったが曲名解読できず。申し訳ない)


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LEEVE ROSELYN(りーぶ ろーずりん)
本日のトリ。
バンド名と数曲音源は聴いてたけどライブは初めまして。ライブ行きたいとずっと思っていたので今日のブッキングは最高の夜です。

転換でダンプカーみたいな低音出してきた。ヤバイね。
メンバーはスリーピース。
上手ギターボーカルのたくみさん、下手ギター兼時々ベース&ベースシンセのひろきさん、ドラムのはるやさん(公式サイトより)。

ライブは1本の映画をみてるよう。
1曲目は墓から何かが蘇ってくるような怪しく不気味さ漂う曲で始まる。
2曲目は得体の知れないモノが迫ってくるのかこないのか心拍数があがりそうな感じ。アメリカ映画ならバッと黒猫でも飛び出してきて油断させといてからガオーってなるやつ。
というように起承転結がくみ取れ、30分が1本のライブ。
チューニング中の静かなときのお客のカツンカツンという足音(床は板張りやから足音響く)すらもライブの一部に取り込んでた。こんなバンドはいないでしょう。

ベースのひろきさんの首の曲線とうぶ毛が色っぽい。

setlist-
01.Who cares?
02.Dawn Is Breaking
03.Tidal wave
04.Breathe
05.Sunrise
06.Coloured paper box
en.In Red


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The Yellow plan
2度目ましてで、本日1番のお目当て。この日は3番目の出演。
昨年に同じくここ南堀江SOCORE FACTORYで観て一目惚れ、じゃ微妙になく前回の2曲目「squall」が流れてきて矢に射貫かれた。

転換中blur流れてきた。サマソニのヘットライナー決まったからか。でもその次はテンプルズ流れたからUK攻め?と思ったり。

メンバーは3ピース。ギターボーカルのはるかさん、ベースとパソコンのユーマさん、ドラムのよしかわさん。
前身バンドでギターが脱退したのでそれを機に多分昨年くらいからバンドも現在の名へ。

よしかわさん始まる前の体操、右の腕回して左の腕もぐるんぐるん。


SEは無しでライブスタート。
今夜のバンドすべてSE無し。珍しい。
ゆったりした「So what」で徐々に盛りあがっていく。New York cityにトリップした気持ちになる曲。行ったことないけど。
曲中はるかさんの視線の先でニッコリしたのは客席に「The Yellow Plan」のTシャツを見つけたから。

曲が終わり一礼したあとちょっと足元の機械いじって2曲目へ。きた「squall」。イントロはまずドラムオンリーで、そこからベースが加わり最後にギターが合流する。個人的な黄金パターン。YouTubeにもあがってるのでこちらから→「squall」。唯一?ライブハウス以外で観て聴くことができる。
歌いながら上半身の服が破けそうなドッシリとしたメロディ。
グーっと同じループ演奏が続いてて次こんな音来るやろなってところでフッと無音になって外したりリズム変わったり、そこも気持ちが良くて好き。奇をてらってやってるようなものでなくスッと産まれてきたようにぴったりハマってるよう。
メンバー間のアイコンタクトで、楽しんで演奏してるのが伝わってくる。

水飲み&チューニングタイム。その隙によしかわさん袖をまくる。袖は千切ってもいいんですよ。
そのよしかわさん、髪をセンターから耳の後ろへかき分け整え、右手人差し指を立てる合図をして「I don't know」へ。
ねっとりした重油のような音で始まり、感電死しそうなグルーヴ。ユーマさんはシーソーみたいな足元の細長いやつをぐいんぐいん踏んできゅいんきゅいん音歪んでた。
よしかわさんの「グワー」って叫び声とドン!で曲が終わる。


「こんばんはYellow Planです」とMCの時間は全バンド中ここだけ。これも珍しい。それと物販あるのはYellow Planのみってのも珍しい。
ほんとに寒い中ありがとうございますと続けてはるかさん。
苦笑いのように優しく「SHELTER PLANとビジュアル被っちゃって」と、はるかさんも革ジャンでアシンメトリーな髪型。いっそズボンの両ひざを食べてやろうか。

最後まで楽しんで帰ってくださいと微笑みながら右手でグーを作り2度小さく上下に降り次の曲へ。
シングルカットするならこの「How do you feel?」かな。笑顔やけど力強い口元で叩くよしかわさん。サビでは客席一体になり拳を突き上げて大合唱のイメージしかない。
まじでカッコ良すぎる。今後彼らの知名度があがらんかったらホンマにおかしいって思った。

アコギの打ち込み入ってたかな?、ちょっとした淋しさがあるけどそれは、大したことじゃなくて前へ進んでいってるよというような「I'm on my way」と、対になっているように感じ取れた「Here without me」を最後にやり、ドラムスティックをピンと突き上げてライブは終わりました。


-setlist-
01.So what
03.I don't know
-mc-
04.How do you feel?
05.I'm on my way
06.Here without me


ご覧いただきありがとうございました。
この歳最後のライブでした。 


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