皆さまこんにちは。
初めて生で見る餃子大王(ぎょうざだいおう)のライブレポのような独り言のようなものです。
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「もう聴けへんからあげるわ」
姉が要らないといってくれたCDの中に餃子大王の『休み時間は何をしよう』が入っていました。当時10歳くらい。変なバンドやなーというのが第一印象。あんまりピンとはきませんでした。でも「はだしのゲン」だけは、すぐ音飛びする(これも姉のお下がりの)CDラジカセで何度も聴きいていました。小学校の授業ではだしのゲンの映画を観て馴染みがあったからだと思います。
高校に入り、出来た友達に餃子大王を勧めてみたり。どういう感想やったのかは忘れましたが彼と会うたび餃子大王の話が出ます。話はでるけど、餃子大王は活動終了していると勝手に思いこんでて、バンドのことを調べることは考えもしていませんでした。
大学に入ったころか卒業したころに「やっぱ返して」と姉が『休み時間〜』を持っていきました。また聴きたくなったんやな。そういえば姉とは餃子大王の話をしたことが無いです。
数年くらい前に餃子大王がまだ活動していることを知りホームページも発見しました。その時は掲載しているライブも終わってたので、がっかりして終わりました。
2年前のワンマンは仕事で行けず、次の年はコロナで中止で今回念願のライブです。餃子大王を観れる日が来るなんて、タイムマシンがあれば半開きの机の引き出しの中から当時10歳の自分に言ってやりたいです。
個人的な話を書きましたがここからライブのレポのようなものになります。
記憶がおぼろげなところもありますが忘れないうちにです。
餃子大王
「おまたせ!2年ぶり餃子大王ワンマンライブ」
~お久しぶりねあなたに会うなんて~
@南堀江knave
2022.01.09(sun)
op11:00/st11:30
オープンが午前11時。時間配分を間違えて開場に到着したのが10時半前。それでもknave階段上には受付のお姉さんがいらっしゃいました。ここで取り置きの受付をして、入場特典のポストカードもこちらで配布していました。
わたしは昨年11月下旬にknaveの倉坂さんからチケット買ってまして。他バンドのライブで餃子大王のチケットの問い合わせがあるなんて夢にも思ってなかったと思います。時期が早すぎてたのでチケットを印刷してくださいました、ありがとうございました。ちなみにチケットを買った日のライブは、当日ドリンク代を支払ったカウンターに座ってた殿方(立川dancingず、という名義のソロ)のライブでした。
オープン後ぼちぼちと客席が最前列と両サイド側から埋まっていきました。物販は終演後。最終的にはソールドアウトなのかな?それぞれほどよく間隔を開けて、うしろまでいっぱい、という感じでした。男女比半々か、4:6位だったと思います。
ステージ、knaveのステージにメンバー全員乗るのかとずっと考えていました。大丈夫でした。センターの足元のスピーカーは15センチほど客席にはみ出し、下手側(あか氏側)のものは客席に丸々はみ出して対策されてました。
本編は11時半ちょうどに始まりました。ライブでよくある5分押し10分押しなどありません。教師が遅れるとは何事かというやつでしょうね。
SEは小柳ルミ子の「お久しぶりね」でメンバー登場です。
一生みんなに会われへんと思ってたと森先生のMCで始まり来てくれた感謝の気持ちで「いらっしゃい」で始まりました。
一度目のMC「伝えたいことがいっぱいある」と早口で喋る森先生、そしていばじろう氏の校長としての最後のステージということなど話されました。この日はあおりなし、大声なし、面白ければクスクス笑いでお願いしますのとこです。
Twitterでリクエストがあったようで「ジューサーミキサー」、この曲はジュンスカイウォーカーズ対策の曲だそうです。何となくジュンスカっぽい感じします(ジュンスカのアルバムは全部持っている)。
個人的にMC多いライブは間延びして嫌いなんですが餃子大王は違いますね。2年分の喋る量があるとのことで普段よりもいっぱい喋ってはるのかもしれませんね。上手側の常連さんがMCが(も)良いのにというようなこと仰ってました。
チェッカーズ対策の「僕の歌は君の歌」→「僕から電話はしない」と続きます。家電話のくだりのMC、ものすごく共感できました。電話の歴史を語れるバンド。
良くわからない流れから餃子大王のサブスク解禁になって、ステージ側と客席のサブスク(登録)率を挙手で調べることになりました。
「絵空事」という曲はえぇ曲やとほんとに思います。あか氏のハーモニカも印象的です。あか氏の動きももちろん生で初めて見ましたが好きです。キックするしジャンプもするロックな部分と、かぶりものやうちわを左右に流すかわいい部分もあるかと思えばハーモニカを吹くときのブルース感など多彩です。
シャボン玉ができないという「キミと遠足にいきたいよラララ…」、ライブでシャボン玉を吹かないのは30数年ぶり、とのことです。初めてでこの貴重な経験!!コロナは脅威以外のナニモノでもないですが、見方を変えるとシャボン玉なし、マスク演奏など今でしか出来ないパフォーマンスや体験でもあると思います。
マスクして歌うのは本当につらそうですね。ズレてきて中央が尖っているマスクの先端が鼻の穴に入ったり、「自分らしさ」のときに汗でへばりついて呼吸できなかったみたいで。
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第二部、折り返し地点、会場の換気を終え「イライラ」からスタートしました。
「小さな男」、「スケジュール帳に貼ってるプリクラ」には時代を感じましたしその時代を生きてきました。やってましたねー、友達から友達の友達のプリクラなんかもらって知らんがなコイツと思いながら貼ってたり。プリクラも途中でHey Judeにクロスオーバーしたことも置いといてこの曲はちょっと涙腺が緩みました。
森先生が人生の何%物を探してるんやろということを仰ってましたが、昔わたしが働いてたアパレル店長によるとサラリーマンは人生で2ヶ月間探し物をしているそうです。
「油ギッシュ」ではTwitterで告知されていたようにコールアンドレスポンスに代わるものが出ました。いい年した大人も童心に帰り(?)会場が一体になりました。
あか氏リードボーカルの「赤のロックンロールハウス」、下手側から真ん中へ。ライブでジャンプする=ロックと勘違いしているわたしのツボを突く曲でした。
「クレーン」、「GOGO!バイブマン!」と続き本編終了しました。
本編終了しステージ裏へ帰るかと思わせて「アンコールにはすぐ応える」ととどまり、2曲演奏し本当の終演です。
setlist
SE.お久しぶりね(小柳ルミ子)
01.いらっしゃい
02.うまくやれるはずさ
-mc-
03.ジューサーミキサー
-mc-
04.僕の歌は君の歌
05.僕から電話はしない
-mc-
06.絵空事
-mc-
07.キミと遠足にいきたいよラララ…
08.自分らしさ
-mc-
09.イライラ
10.小さな男
-mc-
11.ドキドキ
12.油ギッシュ
-mc-
13.赤のロックンロールハウス
-mc-
14.クレーン
15.GOGO!バイブマン!
en1.ピッチャーで4番
en2.わっはっは
初期の曲以外知らない曲がほとんどでしたが、「えぇ曲」は聴き入り楽しい曲は存分に楽しめました。餃子大王のライブは他のバンドとは全然違います。家庭的なのか??演者とお客さんたちも和やか。一つの家族みたいに感じました。その中にこっそり入ることが出来て良かったです。
これから姉が当時録画した餃子大王のテレビ番組を見て余韻に浸ります。
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