2021年12月15日水曜日

『With A Little Help From My Friends』@心斎橋DROP 2021.12.14(tue)

『With A Little Help From My Friends』
@心斎橋DROP 
2021.12.14(tue)
op18:30/st19:00

こんにちは、お元気ですか。
何かのイベントが流れて急遽集められた精鋭たち、立川dancingず、than、grundand、shule And christmasの4バンドによるこの日のイベント。
少しでも場の雰囲気を伝えられればと思います。



トップバッターの立川dancingず。
当然といえば当然なんですがステージ上では穢土川番狂わすとは違い、演奏中も喋りも、衣装やビールを飲む仕草も立川dancingず、謎の中国人系男子。

「夜警」のアレンジ、アレンジと言っていいのかわかりませんが前回聴いたときより変わっていました。その時その時のテンションや雰囲気次第でしょうね。
時代は江戸、穢土川なだけに。「火の用心」言いながら今のように町内の男どもが持ち回りで夜警にあたっているのでしょうね。月は出ているけれど上空の雲の動きは早く。拍子木打つ人、提灯持つ係りなど2、3人で乾燥している闇夜の町を歩いている。明かりの切れる先に動く影。現れたのは猫でござる、じゃなく辻斬り。鈍く光る刀身。うぎゃーと叫びながら胸をバクバクさせながら全速力で逃げているときの緊迫した感じ。

「HOU☆REN☆SOU」はホウレンソウと叫ぶ唄。どういう経緯でできたのか気になります。

毎回どこかで遊びを入れてきますが今回はYellow studsの曲を一部拝借して演奏(許可は取ってるようです)しました。

「産火歌」で終わるのかなと思いましたが最後は「服部さん」でした。歌詞の中の「おばあちゃん、もう座っとき」が特に共感できます。「服部さん」で終わるんやと思いましたが「あしたも頑張れよ」と締め、最後服部さんも有りですね。彼に言われたら説得力あります。

立川dancingずのライブは、たとえ毎日あったとしても毎回飽きさせないと思います。

SNSにも上がっていますがセットリストも載せておきます。

se.目下奴飯店
01.夜警
02.HOU☆REN☆SOU
03.おむかえ
se.宣言
05.YEBIS
06.怠怠色
se.premenade~1028gの胎児が泳ぐ海
07.服部さん


立川dancingずは、来年1月26日発売のオムニバスアルバムに1曲参加しています。タイトル忘れましたが、恐らく初めての手に取れるカタチの音源だと思います。他のオムニバス参加者は気づいたら劇団、理科室コーヒー実験ブレンドなど楽しみすぎるバンドばかりです。

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2番目はthan。
今日はギターボーカルのキタ氏とドラムのSHO氏の2人でした。他のメンバーの都合が合わなかったり、あえて2人で呼ばれるときもあるとのことです。今回は急遽呼ばれたので前者ですかね。今までは4人ないし5人だったので驚きました。転換から急に音が5倍になった感じで全身に振動が伝わってきます。転換でこれだと本番はどうなるんやと思いました。

本番はセットリストの組み方でMC取れないからと、演奏前にキタ氏が少し告知等されました。
この日のセットリストはわかりません…。CDも持ってません(今度買います)。30分で丸々1曲というような感じでした。又、ギターとドラムだけの分、5人のときはここでああなってこうなるな、っていう想像もしながら見れたので、一つの楽しみ方かなと思います。CD聴き込んでたらより楽しめそうですね。

2人thanは2人を半々で観れることもいいですね。普段後方にいるSHOさんも下手側で叩いてたので二人のアイコンタクト、音を合わせるタイミングの細かい表情、缶ビールを飲む姿も間近で見れました。

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3番手はgrunband。
噂の2人組みインストバンド。上手側にベースボーカル、下手側にドラムという位置。漫才のように喋るよと聞いていたので楽しみにしていました。
ベースボーカルにドラムの組み合わせは必然的にいちぢくぢるというバンドを思い浮かべます。(いちぢくぢる「女子になりたい」
さてまぁ転換からにぎやかで声がデカい!
「(本番)始めます」言うて曲始まらずに喋る。歌がない分喋るのかなというくらい喋ります。歌わないけどthanより言葉数多い気がしました。
お茶碗持つように両手をあげて回しながら「ミラーボール!」に始まり、小指を立て「ガール」、親指を立て「ボーイ」、それらをVの字にして「ガール&ボーイ!今時これを電話って言えへんよな」と客席に投げかける。いっぱい笑って楽しませてもらいました。

今日のセットリスト、わかりません。
「アマゾン」という曲と「プライム」という曲があるようです。「ブラックフライデー」という曲を作ってとリクエストしておきました。

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トリはshule And christmas。先月のknaveに引き続き連続で観れました。grunbandはゴリゴリに踊るバンドですが、shule~はウキウキ楽しく踊る感じのインストバンドです。
前回のライブを思い出しながら観ていて、そういや前回ライブの配信でタイムラインがgrunbandばっかりやったな、grunbandてさっき出てたやんと一人合点がいきました。

見るのは2、3回目で個人的に昨日も体調はあんまりでしたが、見るたびに良さがわかってきました。ウキウキするような下手ギター、ときどき白目を剥く技巧派ギター、ねっとり滑るようなベース、それらを支える力強いドラム。インストバンドはあまり聴いてこなかったので食わず嫌いなところもありますが演者が楽しんでいる分こちらも楽しめます。
セットリストわかりませんし、CD持ってませんがこの日のアンコールの曲すごい好きです。
今後も見る機会があるでしょうから、もっと突っ込んで言葉にできればと思います。


予想以上に長文になったのでこのへんで失礼します。ありがとうございました。
バーカウンター前ではKOU-GEN RECORDSの高垣氏がDJをしており、終演後かなり盛り上がっていました。

KOU-GEN RECORDSでも取り扱っている本日のオススメ
クラゲナスの「羊水


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