穢土川番狂わす
『ミラーボール リローデッド』
@心斎橋JANUS
2020.08.05(wed)
op18:30/st19:00
前回2月で好評だったイベント『ミラーボール』の第2回目になります。
穢土川番狂わす(えどがわばんくるわす)のライブレポのようなものをとりとめもなく書きました。
セットリストはSNSにあがっていますがそのうち流れるので一応載せておきます。
以下今後のライブ内容を予見する場合もあるのでご注意の上ご覧ください。
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開始時間19時を1分と少し回った頃、前回同様各バンドのボーカル三名のトークがありました。
乾杯の音頭のあと時事ネタに始まり、各人のお酒の強さの話へ。
ビールに”生”が付く意味が判らないくらいお酒を飲まないかつ弱い言水氏は、その生ビールを飲みながらのトークになりました。心配になった方は結構いらっしゃったと思います。
またアルコール度数もよくわからなく、容量にアルコール度数を掛けて620数%のアルコールを飲んだと思っていたと過去を語る言水氏、それは人体発火の域になりますよ。
ところで言水つながりで、池西言水という俳人がいるのを北村薫の『六の宮の姫君』(創元推理文庫)で知りました。松尾芭蕉と同時代の人です。
閑話休題。
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穢土川番狂わすライブ本編。
トークが終わり、19:20からのスタートとなります。
客席は1.5メートル程度の間隔で椅子が設置されており、ライブ本番は着座での観覧となりました。
コロナの影響で無観客配信ライブはありましたが、お客を入れてのライブは先月23日以来二度目とのことです、多分。
私個人的にはランバ・ハルカラル正式加入後、初めて観るライブになります。
さて緞帳が開き「襲名」での始まりとなりました。
五人全員が笑顔で心から気持ちよさそうに演ってるんですよね、釣られます。宅建氏はハーフパンツにサンダルでなお気持ちよさそうでしたし。ライブが出来る観れる喜びも感じられ、出だしから多幸感に包まれていたのではないでしょうか。
そして「GION」へと繋がります。
次はなにかという数瞬の沈黙のあと「GOZARU」のイントロで鳥肌が立ちました。なんなんですかあのギターの音色は。いつもニコニコ卵乱氏と大光森の狸さんの低音組と絡み合って脳の最奥部まで響いてきます。これはライブで是非聴いてほしい曲ですね。
そして猫でござる。
丑三つ刻の暗闇に増した恐怖から斬りかかろうとする侍と、奇声を聞き豆鉄砲を食らったように固まる猫との対比。
さんかくとバツもJUNIOR BREATHもミラーボールにちなんだ曲がありますが、この日のライブでそれに値する穢土川の曲はこの曲なのかと感じました。
小休止後の「動物」。
そうですね、猿からゴリラに進化したといいましょうか。
言水氏のソロバージョンをファンクっぽく再アレンジして肉付けしてたような感じでしょうか。終わり方も言葉が出ないくらいかっこいいですね。かっこいいとしか言えません。
秋には蝉は鳴かないというMCから「ホログラムの夏」、この曲はランバ・ハルカラル氏はギターを一旦置きシンセサイザーを弾きます。新鮮です。五人体制だと幅が広がると再認しました。この曲は歌詞がすごく好きです、夏の名残のようなセピア色の歌詞。MVや短編映画作ったら面白いんじゃないかとも思います。
「夜売り」も中毒性が増した憎いアレンジ、緩急の高低差も増してより惹き込まれ続く「白」は二人バージョンではこうなるのかーと、座っているのがもったいないけど、こんな機会はあまり無いと、今回は座りながらで堪能させていただきました。
第3回目も来年2月に決まったということで嬉しい限りです。
最後にセットリストです。
-set list-
01.襲名
02.GION
03.GOZARU
04.動物
-mc-
05.ホログラムの夏
06.夜売り
07.白
ご覧いただきありがとうございました。
次回のサブタイトルは想像通りですよ。
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