2025年2月23日日曜日

難波Mele 14周年特別企画「Special Two-Man Show」@難波Mele 2025.02.21(Fri)



THE BAWDIESが難波Meleという150人入ったらパンパンになるようなライブハウスでライブするという目と耳を疑うような発表から2ヶ月ほど、やっと当日を迎える。






難波Meleはかわいいライブハウス。
何がかわいいねんって思う方は一度足を運んでみてください。地下へ降りる階段からして黄色なので、ドラえもんのひみつ道具のガリバートンネルを使って小さくなっておとぎの国へ入っていきそうなイメージがいつもする。


晴れてくれた。
6枚着込んできたけど寒い。
最高気温6度くらい。
会場前、JIMさんとMARCYさんが道を歩いてはったので、恐れ多くもJIMさんに「こんにちは」ってお声かけさせていただく。JIMさんにサインしてもらうとき私を見て「うわすごい」と言われる。気になったけどそれどころじゃなかった。
めちゃくちゃ楽しみにしてますとお二人にエールを送り、うしろ姿を見送る。嘘です。30メートルくらい後ろから着いていき私はなんばウォークへ降りました。


【ライブ】
2マンライブの先攻はザ50回転ズで、THE BAWDIESは後攻だった。

THE BAWDIESのはじまり、SEはダンス天国、Land of 1000 Dances。ウィルソンピケッツの。
ドラム後ろの扉からTAXMANが最初に出てくる。近すぎる。
下手側からTAXMAN、ROY、JIMの3氏のそれぞれの間隔が狭い。
JIM「みんな歌える?」
みんなでなーななななーななななーと歌う、お客さんもメンバーも。
江戸からやってまいりましたロックンロール番長THE BAWDIESですと、ROYさんの喋りとコールアンドレスポンスで煽り「GIMME GIMME」でライブが始まる。
結果的に言うとTAXMANのボーカルは(この曲はツインボーカルやけど)この曲しかなかったな。梅田Shangri-laのときも歌声が聴けなかったので少し残念や。
そのまま「LETS GO BACK」へ雪崩れ込み最初からクライマックスに突入する。JIMさん、お立ち台に立って、手を伸ばさなくても届く距離でギターを弾いてますよ。

カバーをやりますと、アイズレーブラザーズの曲、「BLAST OFF!」に収録のあの曲をやり、この前出したレコードに収録の最新曲「COME ON, LET'S PARTY」は初めてライブで聴いた。客席の形がステージの正面と上手側側面までに広がっているのでJIMさんは横へ行きの、前方へ来てくれぇのと楽しそう。もちろんこちらも楽しすぎる。

MCでは、Meleの前身のロックライダー時代の17、8年くらい前に出演してそれ以来とのこと。しかも大阪で初めてライブをした場所でもあるという。聖地やん。
その初ライブの時ロックンロールをぶちかましに大阪へ来たのに、大阪人のさらけ出し方が半端なくて「おとなしいバンドですね」と言われてショックを受けたと、ROYさんのお話。
当時は頻繁に出演していて自分たちのスタイルを磨かせてもらった、いわば大阪でのホームグラウンド的な存在だったとのこと。喋りも大阪仕込みだったら嬉しいな。
お互い結成21年目の同期、そのときから50回転ズがライバルとして切磋琢磨していたみたい。 


お久しぶりの「KICKS!」をこんな至近距離で聴ける日が来るとは。この曲の入っているアルバムからTHE BAWDIESに出会ったので、いっぱい思い出が詰まっている。曲の終わり頃のコーラスも好き。


「変わらないメンバーでロックンロールをやり続けれるのは、最高の人生です」とROYさん。

TAXMANの聴かすギターソロ。50回転ズのダニーさんの時みたいに笑ったらアカンって思ってる人多いやろなと思っていたらコードを間違えて会場から笑いが。ミスを取り戻すように持ち直してソロを終えるころには笑いが歓声に、そして次の曲が「LEMONADE」だと判ると客席はより一層の歓喜に。




「変わらず転がり続けているけど、少し変わったことといえばMARCYのいびきとHOT DOGの曲の前にミュージカルをやるようになったこと(要約)」とROYさんがお話しされミュージカルが始まる。
「こんなに良い天気だからおにぎりでも食べようかな。あっ!」
手からおにぎりがこぼれ、湖に落ちる。
「今日はやらないって言ったのに」とTAXMAN、言いながらも「ザッバーーーン!!!!」と身振りを付けてROYさんに付き合う。眉間に皺を寄せて「貴様が落としたのはこの金のパンか!!!?」と“貴様”の部分を特に強調する。

ぼそっと「おにぎり…」

反対側からJIMさんがザッバーーン。
「それとも、この銀のパンか?」
笑いの中「パンとパンだと普通のパン」
冷静に突っ込むROYさん。

苦笑いのJIMさんが「TAXMANがパンね」と確認。
最初からかいと突っ込まれながらROYさんが最初からやり直す。
そして再度JIMさんの番で、ザッバーーーーン!!
「もうやだ……。それとも、この、銀の、パンか?」
恥ずかしさにしゃがみ込むJIMさん。

曲がかっこいいのに、この楽しさは他のバンドでは味わえないです。
今日はアンコールはない予定だったけど50回転ズのメンバーが「やったほうがみんな喜ぶよ」とのことで急遽やることになる。アンコール待ちの手拍子の時、店内BGMも流れてましたよね、ほんまに本来はなかったってことやったんですね。ありがとうございます。
アンコールは「JUST BE COOL」で終わりました。
お腹いっぱい。周りのお客さんもお腹いっぱいの笑顔でメンバーの足元に置かれているセットリストを撮ったりなど余韻を楽しんでいる。
21年もやってたらあの曲もこの曲も盛り上がるのにやってないなってのが多くなりますね。
「ライブで最近ご無沙汰になってる曲でライブをするツアー」とかいうのやってくれないかな。ライブで一度も演ったことないって言っていたあの曲もたぶんまだライブで演っていないだろうし。



最後にセットリスト載せておきます。

-setlist-
01. GIMME GIMME
02. LET'S GO BACK
03. WHY WHEN LOVE IS GONE
-mc-
04. COME ON, LET'S PARTY
05. KICKS!
-mc-
06. SUGAR PUFF
07. LEMONADE
-mc-
-寸劇-
08. HOT DOG
09. IT'S TOO LATE
10. T.Y.I.A.
11. POPCORN
en. JUST BE COOL

Spotifyにセットリスト順にプレイリスト作りました→THE BAWDIES 2025.02.21 難波Mele


THE BAWDIES

難波Mele 14周年特別企画

「Special Two-Man Show」

@難波Mele 

2025.02.21(Fri)

op18:00/st19:00 

共演)ザ50回転ズ





ご覧いただきありがとうございました。

難波Mele14周年おめでとうございます。
昔も今も大好きなライブハウスです。
これからも通います。




2 件のコメント:

  1. 相変わらず、愛のこもった素敵なライブレポですね!👏🏻💗
    私もこんなライブレポ書けるように、精進します💪🏻

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    1. 読んでいただきありがとうございます!本当に嬉しいです!お互い精進していきましょう☺️

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