久しぶりにこちらに書きます。
肩の力を抜いてさっき淹れて冷ましているコーヒーに成分無調整牛乳を混ぜて飲みながら、何も考えずにあることないことしたためていこうと思います。
本日で無期限活動休止。こんな日が来てしまうとは。
有休とって観に行きました。自分が一番観たいところで観たいですもの。
メンバーは、
ボーカルギター:みかさん、上手側
ベースボーカル:せいかさん、下手側
ドラムボーカル:ゆきちさん、真ん中
どんなバンドかと聞かれたら、クリスマスのライブにメンバーが体に電飾巻きつけてライブをしたこともある、遊び心あるシューゲイザーバンドです。この日は開演前にキャンドゥでヨーヨー買ってました。なんやったかな、ゆきちさんのヨーヨーはブルーフェニックスって名前だったか。かっこよすぎ。しかも光るし。わたしも明日仕事抜け出して買いに行こうと思います。
行けなかった時期含めたら5年ほど前に初めて見させていただいたのがきっかけ。そのときは彼女らの自主企画。Oh No Darkness!!を観にいったときかな。日にちは忘れてしまいましたが心斎橋Pangeaだった。サイン入りポスターももらった。
この日は5バンド中3番目の出番。1番目の()(←かっこ、と読む多分)はマッドショットガンというバンドのギターボーカルの殿方がドラムを叩いていた。彼はここ扇町パラダイスでも働いているので今年一番遭遇しているバンドマンは彼だと言い切れる。いや、そうじゃなかった。
2番目のバンドが終わってshitakuchüの出番。よいしょ、よいしょと自分の肩幅の2倍ほどあるエフェクターボードとギターを抱えて控え室から地下の狭い階段を降りるみかさん。上手側の足元のスピーカーの隙間からステージへあがる。せいかさんとゆきちさんは気配を消していつの間にかステージに上がっている。
活動休止だということでお客さんの数もいつもより多い。酸素が少し薄い。冷房も状況に応じてついたり消えたり。先日パラダイスに観に行った散▽巡(さんざめく)のベースの殿方も下手にいらっしゃる。この前の話の続きのように「変身まだ買ってないです」「妊娠カレンダー読み終えましたよ」と二、三言葉を交わす。
ステージ上では、ひとつひとつ丁寧に線を繋いだりマイクスタンドの位置を調整したり。ゆっくりと、この時間も楽しんでいるかのように。用意ができると音を確かめるようにそれぞれ鳴らす。曲で合わせることはなかった。
みかさんがせいかさんを見てからゆきちさんにアイコンタクト。頷き合ったあと、数瞬目を合わせたまま。始まってしまうね。うん。行こうか。行こう。
みかさんが両手をあげてはじまりの合図。
照明が落ちて文字通り真っ暗に。上手側後ろの二つの照明がぼんやりと灯り、みかさんを斜め後ろから照らす。
ギターをひとつ鳴らす。長く伸びる高音の尻尾を捉えるようにゆきちさんのドラムが入る。「coaster of the paper」。前回前々回のライブでは最後に演奏したものを今日は1曲目に。この曲はshitakuchüでいちばん好きと言ってもいいかもしれない。毎日狂ったように再生回数を伸ばしている。このメロディにあの歌詞を乗せるみかさんは天才としか思えない。今年からshitakuchüはギターが1本になった。楽器が全くできない私からしてもギター2本から1本へのアレンジを仕上げるのは相当大変だっただろうと思う。今日はなんの違和感もなかった。お疲れさまです。やり切りましたね。
まだ始まったばかり。
shitakuchüですよろしくお願いしますと若干掠れた声で挨拶をしてすぐに「ディストピア」へ。出会った頃から聴いている思い入れのある曲。初めて観た時の衝撃は忘れられない。日にちは忘れちゃったけどね。ディストピアなんだからいいと思う。また調べておこう。その「ディストピア」から「Everything Is Eliminated」へつなげる。ありがとうございますとみかさんがひと言挨拶をして「mushroom magic」へと。タイトル通り幻覚作用のあるキノコを食べたように現実が揺らぐような、視点がぐにゃりと歪むような曲。メンバーの足元のセットリストにはいかにも毒がありますよというキノコや、私は食べてくださってもだいじょうぶですよと真っ白いキノコの絵が描かれているが食べたらあかんやつ。それでもこういう彼女らの音や歌声が聞こえてくるなら食べてもいいのかもしれない。次メンバーに会ったら仕入れ先や自生しているところを聞いてみようと思う。案外近くに生えているのかもしれない。
正式名称は「倦怠期」のようだがセットリストにそう表記されたことはないのかもしれない。「けんたいき」「けんた」「けんたくん」慣れるまでだれですかとなっていた。今日のそれは「ケンタウロス」と書かれ、未発表曲かと本気で思った。倦怠期のケンタウロス。グイグイ酒を飲むケンタウロス。二日酔いで伏せるケンタウロス。良いじゃないですか。
そしてMC。
チューニング。咳嗽。そしてみかさんのお話。
あらためまして大阪のバンドshitakuchüと申しますとみかさんのいつもの謙虚でしとやかなご挨拶。謝辞を述べられて「花粉で」と咳が続くみかさんに代わって「今日は遊んでくれてありがとうございます」助け舟を出し「(MCで)はじめて喋りました」とゆきちさん。
「今日のライブをもっていったん活動を休止することになっておりまして」とみかさん。続き「大好きな箱で皆さんと一緒に迎えることができてうれしいです」
ゆきちさんは「最近は全員にマイクがあるので」
せいかさんにふる。「しゃべれません」とマイクを通さず首を横に振る。
みかさんにマイクが戻る。「おいおいということで。再開したあとは彼女がべらべらと」と場を和ます。
「我々は早いものであと……」
このときは会場全員がおそらく「あと20曲」と心の中で言っていただろう。shitakuchüの前に演ったネルというバンドがそうMCで言っていた。
最後まで楽しんでいってくださいと「junky」へ。短いながらも疾走感のある曲。SoundCloudにアップされてる同曲のデモ音源と聴き比べると面白い。同じ歌詞でもテンポと歌い方が違ってくるとこうも別の情景を思い浮かべるのか。デモ音源は心の中をそのまま覗いているよう。リリース曲では、内面を包み隠して何も言わないけどどこかで気づいてほしい、というように感じる。
今年初めての「Your Gaze」。
そして活動休止最後の曲。
「最後の曲何する」ってなったときにこの曲しか思い浮かばなかったのかもしれない。辛苦を共にした曲というか。3人で演奏するためのアレンジが間に合わなかっただけなのかもしれないし、思い入れがありすぎるから最後の最後に演ろうとなったのかも。すべてはわたしの想像です。
-setlist-
01. coaster of the paper
02. ディストピア
03. Everything Is Eliminated
04. mushroom magic
05. distortion & satisfaction
06.倦怠期
-mc-
07.junky
08.Your Gaze
ご覧いただきありがとうございました。
活動再開ライブの1曲目がもし「Your Gaze」だったら泣きますね。
前向きに、待ってます。
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